はじめてのプロジェクションマッピング
「雪幻燈」

2012年「第36回 弘前城雪燈籠まつり」初参加作品です。
北の廓にて、雪明り事業の一部として参加、上映しました。

映像製作

とにかく、どうやって驚かせるかというのを常に考えてましたね。この頃はたくさんのプロジェクションマッピング映像をみて、すごいと思ったものを模倣させてもらって演出してる部分が多数ありました(光の玉が飛んだり、星がすごい速さで飛んでくる部分など)。それに弘前の代表的なもの(りんご、桜、弘前城などなど)を絡めていったんですね。ただ、それだけだと淡々と演出を見るだけになってしまい面白くない。

子供達がもっと楽しむにはどういった演出がいいかなっていうのも考えていました。
というのも、私は小さい頃から雪燈籠まつりが大好きで、会期中は毎日滑り台を滑りに通ったほど。あのころはお金がない子供でも散々遊べるだけのコンテンツがあったんですよね。氷の彫刻大会や大雪像、でかい津軽為信雪像、たくさんあった中雪像、餅つき大会&振る舞い、ヒーローショーとかね。

なので、なにか子供達が楽しめる演出がないかと考え(これは今まで一貫したコンセプト)、弘前市の公式マスコットキャラクター「たか丸くん」に登場してもらうことにしたんですね。たか丸くんが鯉と絡む部分は少しわかりにくいんですが、

1. たか丸くんが弘前の美味しいりんごをもって登場。
2. 鯉が登場しそれを欲しがるが、たか丸くんが独り占めして食べちゃう。
3. 鯉が怒って追いかけていく。
4. 最後はたか丸くんがお化け鯉に食べられちゃう...のかな?って感じでとっつぱれです。

すこしコメディー部分で笑いがほしくての演出でした。

この初めての映像は、キャラクター動かしたりアニメーションつけたりと初めてのことだらけで大変でしたが、これが後々へと繋がっていくんですね。

ミニチュア

ミニチュア初めてのプロジェクションマッピング。お客さんに見てもらうんですから失敗はしたくありません。事前にテストできたらいいのですが、雪像をあまり早く作っちゃうと本番までもたないですよね。少し暖かくなったり、まして雨なんて降ってきたら完全にアウトです。かといってぶっつけ本番なんて心臓に悪くてとても無理です。
そういうときはミニチュアを作りましょう。このミニチュアはスチレンボードというミニチュア模型(家のね)を作るときによく使う素材で作ってます。

雪像製作

雪像は、武徳殿の右横、すこし空間がある場所に製作しました。もっと人が来る場所がよかったんですが、映像をくっきり見せたかったので、できるだけ暗い場所を選びました。

はじめてということもあり、雪像はシンプルな構成に。幅3メートル高さ2.5メートル。まつりのシンボルである「ミニかまくら」と「雪燈籠」が半分だけ浮き出ているデザインです。

いやぁこの雪像製作は地獄を見ましたね(笑)中雪像に匹敵するような大きさのものをノウハウもなしに3人で作ろうっていうんですから当たり前です。しかも、予算もないから資材もない(笑)
完成した雪の壁コンパネだけは公園にあるものを借りられたので、それでどうにかこうにか枠を完成させ、小型除雪機で雪をバンバン飛ばして雪詰めしました。
この間ずっと心拍上がりっぱなしの肉体労働。具合がわるくなりました(笑)無理はいけません。

除雪機の操作に慣れていなくて地面掘ったりして枯葉も一緒に詰めたので、汚い雪像になりました(笑)

奈奈、雪壁を支える雪詰めがおわり、少し寝かせてから今度は希望の形に削っていく作業です。
これは楽しかった!映像とぴったり形を合わせて削らなくてはならないのですが、やり直しがきくので結構気楽にみんなでわいわいあれがこうでこれがこうでなんて言いながら楽しく製作しました。天気にも恵まれて気持ちのいい日でした。

投影本番

どきどきものの本番は、予想を上回る大盛況!次から次へとお客さんが押し寄せて休む暇なしうれしい悲鳴。市の職員さんもニコニコ顔。うまくいってホっと安心したようです。「また来年もできるな(ニヤリ)」と私。

しかし課題も(当然)ありました。
なかでも一番の問題はお客さんが多いと左右にあふれてしまい、醍醐味である3D効果が得られないということです。私の映像は正面から見たときに立体的に見えるように作っています。
東京駅のような大きいスクリーンなら問題ないんですが、小さいスクリーンなので正面から鑑賞できる人数が限られてしまって、あふれて左右に回り込んで見てしまうとなにがなにやらわからない映像になってしまうんですね。場所が狭いので仕方ないっちゃあしかたないんですが、次への課題としました。

(かおるちゃん)

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